医師転職

医師が転職するということ

医師の転職市場は売り手市場

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医師不足が社会問題化して久しいです。医師の転職市場は2015年現在で「売り手市場(求人数が転職希望者数を上回った状態)」となっており、今後もその傾向はしばらく続くと言われています。厚生労働省によると、2015年1月時点で医療関連(医師、歯科医師、獣医師、薬剤師)の有効求人倍率は7.01倍。1人の転職希望者に対して7件の求人がある状況です。その一方で、あらゆる業種の求人倍率というと、実に11倍です。1人の転職希望者に対して、1件しか求人がないという状況です。不況真っ只中の日本において、医師の転職は極めて有利な状況にあるということになります。

売り手市場だからこそ慎重になってください

では、売り手市場だからといって転職を楽観視しても良いでしょうか?ダメです。

「求人数が多い=魅力的な求人と出会える」というわけではありません。求人数が増える分、むしろその取捨選択に苦労することにもなりかねません。求人にもピンからキリまであります。例えば、「病院規模拡大のため」、「前向きな理由で前任者が離職した」などの比較的ポジティブな理由で生まれた求人もあれば、「労働環境が悪い」、「経営状態が悪く給与が上がらない」「医療機器が整っていない」などのネガティブな理由で生まれた求人もあります。

ここで気をつけていただきたいのはネガティブな理由から生まれた求人が必ずしも悪い求人というわけではないということです。例えば、当直が多いために前任が離れた病院は、必ずしも前向きな理由で求人枠ができたわけではありませんが、臨床の経験をしっかり積みたい若手医師にとってはとても魅力的な求人かもしれません。医療機器が充実していないために前任が離れた病院は、ゆったり家族と過ごしたい医師にとっては素晴らしい環境かもしれません。大切なのは、自分が今後どのようなキャリアを描きたいかを明確にして、自分にあった求人を見極めることでしょう。医師が為すべきことは売り手市場でも買い手市場でも実は変わりません。

地域による医師の転職傾向

地域によっても、求人の傾向に違いがあります。例えば、東京と埼玉のように隣り合った県でも、求人傾向は全く異なります。医療機関の集中している東京都では医療機能が細分化されているため、求められるスキルや専門性も高くなります。一方、埼玉県はベッドタウンとしての機能が強いため、患者が夜に集中する傾向が顕著です。そのため激務になりやすく、結果人材も不足しています。マンパワーを確保したいので、スキルよりも稼働重視の採用基準の医療機関が多くなっています。他にも、地域によって大学医局の影響力が異なる点にもご注意ください。医師の転職に有利な時代ではあるものの、転職自体が楽なわけではありません。一筋縄ではいかないからこそ、医師の転職に関する諸々を代行・サポートしてくれる転職支援サービスが人気を集め始めていると言えるでしょう。

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