医局を辞める

医局を辞める前に決めておきましょう。医師の転職先。

医局をスムーズに辞めるための準備。

医局を辞める際、今働いている関連病院を辞める際、当然ながら退局する理由を聞かれます。

転職先を決めておく

転職先を決めておく

退職後の予定は未定だったとしても、未定と言えば引き留められるのは必定です。ですから先に転職先を決めておきましょう。

なるほど、転職先が決まっていると聞かされれば、誰だっていい顔はしません。澄ました顔して働いていたと思いきや、コッソリと転職活動を行っていたわけですから。一時的に嫌なやつと思われるかもしらませんが、他人のことはすぐ忘れるのが人間です。ひたすら謝っておきましょう。

未定と言って慰留されてしまえば、相手方にも無駄な期待を与えて振り回すことになりますし、先生も鬱陶しい引き留めに苛まれてエネルギーの無駄です。

もちろん、嘘はいけませんが、退職を切り出す際には次の行き先を決めておくのは必須です。

①転職先をあらかじめ探した上で、選択肢を比較検討し決意を固める

転職活動の流れとしては、先に転職先を探し、医療機関から条件を出してもらった後に比較検討しどうするか決定した後に、退局の意志を伝えるのが一般的となります。「医局にいられなくなった」などで医局を辞めることが決まってから転職の相談をいただく場合もありますが、その場合転職先を急いで探す必要が出てきます。

特に「医局に残るかどうか迷っている」場合は、転職する選択肢と「医局に残る」という選択肢を十分に比較する必要があります。そのため、転職先から年収や勤務時間・日数、業務内容などの条件を出してもらった上で、どうすべきか決意として固めておくことが退局時には重要です。

②早めに(医局人事が決まる前に)退局の旨を伝える

教授に退局を伝えるタイミングは早い方が良いといえます。早く伝えておくことで、退局後の医局人事の調整もつきやすくなります。いきなり「3か月後に辞めます」となると、医局での人事の調整もつきにくくなるため、必死に引き留められる可能性も高くなります。

実際に、ギリギリのタイミングで退局を伝えたことで強い引き留めを受け、転職先の医療機関にも話が伝わって転職が破談になったり、転職時期が1年先延ばしになったりするケースもあります。そのため、半年から1年ほど時間的な余裕をもって伝えておくことが望ましいといえます。

③今までに退局した医師の情報を収集する

同じ大学の第一外科と第二外科でも双方の実態がわからないということが問題視されることがありますが、医局はどの医局に所属するかによって事情が大きく異なります。退局に関しても、比較的理解のある教授もいれば、冒頭の事例のように権威をもって厳しく対応する教授もいます。

そのため、以前に自分の所属する医局を辞めた医師の情報や、場合によっては辞めた医師からの情報を収集しておくと、自分が医局を辞める際の参考にすることができます。

④場合によっては転職先の院長などとも相談する

退局に関して不安がある場合には、率直に転職先の院長などに相談することも一つの方法です。これは、退局に関する具体的なアドバイスを得られるということもありますが、あらかじめ転職先との信頼関係を深めておくことで、万が一退局時に医局ともめたとしても、味方になってくれやすくなるというメリットもあります。

⑤退局の段取りは自発的に進めていく

退局を上司に伝えてもなかなか教授まで伝わらなかったり、後任が決まるまで待ってほしいということでいつまでも長引いたりするなど、退局の話がなかなか進まないことがあります。大学医局や教授の立場からすれば、退局の話を積極的に進めたとしても特にメリットはないため、この場合は自発的に退局に向けて動いていく必要があります。

退局交渉で上手く進まないときには、既に退局した先達やコンサルタント、転職先の医療機関に早めに相談することで解決を図っていくことをおすすめします。

⑥医局との関係を完全に断ち切る以外の答えもある

医局人事からは離れて転職するとしても、教授や医局との関係はなるべく円満に保ちたいという希望も多いです。医局によっては難しいこともありますが、実際に医局(同門会)に籍は残しつつ転職する場合や、転職後にも週1回大学へ外勤に行く場合など、医局との関係を残しつつ転職するという方法もあります。

以前に実際にあった例ですが、地方の大学医局でそれなりの責任を担っていた医師が、医局人事から離れて同県内の民間病院に転職するということがありました。その際はかなり教授との話し合いの場を設けた結果、転職後も最初の数ヶ月の間は、月に数回大学で講師として勤務することで話がまとまりました。

この例のように、単に医局との関係を断つという終わらせ方以外にも様々な答えがあるといえます。これは医局によって、また医局を離れようとする医師の状況や意向によっても変わるため、医局や関係者と十分に話し合って納得のいく答えを見つけていくことが望ましいといえます。

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